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2012年04月19日

粟島で発見された新種クジラの行方。

漂流物でブランコを作った記事を書いていましたが、ついでに昔粟島で発見されたクジラのことを思い出しました。
思い出したことを期に少し調べてみました。


2002年6月4日
粟島の砂浜で発見されたのは新種の『ツノシマクジラ』Wikipedia
雌:体長7.1m
正しくは瀕死の状態で発見され→のち死亡。
日本の海域で2個体目(当時)


(このときに私の亡き祖父が発見&調査現場を目撃。)
祖父情報によると浜辺の隅っこを深く掘り、クジラの仏様を埋めていた。
白骨化するまで何ヶ月か待ち、また掘り起こした。
そしてどこかの調査の人たちが持ってった。

クジラを見た祖父の感想「小さいもんやった」



2007年夏
香川県歴史博物館にて期間限定で骨格の展示していた。




・・・とのことで、その後の行方が気になり問い合わせてみることに。


「すみません、5年前に展示していたツノシマクジラの骨格の展示物はウンタラカンターラ・・・」


なんせ5年前のことなので受付の方は驚いており、心なしか笑っておられたような気がしました(汗)
「分かりかねます。」とか言われたらどうしよう。と不安になりましたが、学芸員の方に取り次いでいただきました。

学芸員さん「ツノシマクジラの展示は行っておりませんが、現在は国立科学博物館が所有しております。」とのこと!

おお、さすがです。
というか、記録に残ってるだろうし当たり前か。
国立科学博物館が所有しているといっても、展示されているか、はたまた保管されているのかは分からないそう。


なるほど。
じいちゃん、ええもん見てたんやなぁ。
でも一言「見に来い。」くらい声かけて欲しかった。

粟島で発見された新種クジラの行方。

発見され、なおかつ埋められていた場所は海水浴場にもなっている西浜。
展望台のある“城の山”側のふもとの浜辺の隅っこ、防波堤沿いに埋められたそうです。


ツノシマクジラの骨格は現在、東京に居ることがわかりました。
会いに行くのには、かなりのヨイショがいりますね。






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