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2013年09月13日

スッポン鍋を完成させて。

人生で二度目のスッポン解体ショー。
小さい三脚にビデオを設置し、流し台の様子をひと通り記録しておこうと気合を入れていました。
が、すべてが終わったあと確認してみると撮れていたのは静止画。何もないシンクがブレて写っているだけでした。
動画と静止画の切り替えに気づいてなかったんですね。
滅多に使わないものは動作確認をしておくべきでした。
一体どこまで詰めが甘いのでしょうかね。


ぶつ切りした肉を沸騰した鍋のなかに入れ、ささっと湯通し。甲羅や首も忘れずに。
スッポン鍋を完成させて。
湯通しした肉や甲羅の薄皮を剥ぎましょう。この作業もけっこう手間がかかります。
スッポン鍋を完成させて。
ゆで卵を剥くときに出てくる薄皮のような感じ。剥きにくいときはタワシで。この薄皮を剥いでおかないと出汁に臭みが出るそうです。
手間ひまかけた作業が終わればあとは鍋にするだけ。


ビデオは撮り損ねましたが、ほとんどの手順は覚えることができました。
前回に比べ、興味本位だけで見たのと、覚えようと思って見たのとでは、それだけで視点が全く違ってくるので気が付くことも随分と違いました。
どこに刃を入れるのか、刃先はどこまでにしておくか。など、どれもこれも理に叶っていて(当然なんですが)面白かったです。
相応の道具と勇気さえあれば、あとはもう自分で出来そう?ですが、作業の合間に板前の豆知識など色いろと話が聞けるというのは本職に教えてもらう醍醐味というやつですよね。
「なるほど!」と思うようなことでいっぱいでした。


そして味付けは“寄せ鍋”で。
寄せ鍋の出汁にスッポンをプラスするのをイメージされると良いかと思います。
スッポンを鍋に投入するときに一緒に入れたいのが“ショウガ、長ネギ”。
臭み消しにもなりますし、いっしょに食べられます。
スッポン鍋を完成させて。
この鍋には豆腐、ネギ、新ショウガを。
新ショウガは繊維が残るように切るとスープの味と共にシャキシャキ感も楽しめます。
あまり水分の多い野菜(白菜など)は入れないとのこと。
入れると臭くなるそうです。入れても水菜やニラくらいでしょうか。
スッポン鍋は、具よりもスープを楽しむものだそうなので余計なものはあまり入れないそうです。
具がシンプルなほうが、より高級感も増しそうですよね。
そしてスッポン鍋のシメに雑炊もありですが、やはりそこは香川県民、うどんがオススメです。ぜひ。


これでやっとスッポンのネタが終わりかと思いきや。
次回はスッポンの骨で作る『魔除け』の作り方を簡単にご紹介したいと思います。

それでは、ごちそうさまでした。



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