› 左官屋の嫁はん日録 › 2012年02月22日

 

この広告、メッセージは90日以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事でこのメッセージが消せます。
  

Posted by あしたさぬき.JP at

2012年02月22日

10年後に判明!本来の使い方。

NHK連続テレビ小説『カーネーション』
キャストが半数ちかく変わってますが、まだ見ています。

ヒロインの糸子と3姉妹。
そろそろ世代交代の雰囲気が漂ってまいりました。
ああ、そろそろ夏木マリさんにかわっちゃうのかな・・・。
そんな心配ばっかりしています。
いや、せっかく見つけた朝の楽しみをもっと堪能しなくては もったいない。


お土産で頂いた『土佐鶴』
高知のお酒は基本、辛口です。(地元の人談)

大酒呑みで有名な高知県。
地元の方に伺ったのですが夏、冬関わらず“熱燗”で呑むのが高知スタイルなのだとか。
南国土佐。と呼ばれる暖かい気候の高知では『すぐ酔えてすぐ冷める』“熱燗”で呑む、と。
“熱燗”は身体を温めるための呑み方とばかり思っていました。
北国では、この逆だそう。

もし本当にそうであるならば高知のお酒が辛口だということ、昔から“熱燗”スタイルだということ。
それに見合った造りのお酒だったりするのかもしれませんね。
ちょっと調べてみる価値ありそうです。


手前の器、“徳利”やったんですね。

10年くらい前の『大陶器市』みたいな催しで購入していました。
普段は煮物とかお浸しを入れるのに使っていました。
しかし、気になるこの注ぎ口。
何で付いてるんやろう。
なにかの出汁とか?

付いてるからには必ず理由がある。
そう思ってはいましたが、この器の正体が分からないからといって私の生活が脅かされるわけでもなく。
使い勝手が分からないからといってホトホト困るわけでもなく。
そんなこんなで10年。食卓にたまに登場していた謎の器。

きっかけは連ドラ『カーネーション』。
私の記憶ではヒロインの糸子が一時の不倫相手、周防さんと初めて出会った料理屋だったような。
そこで何か見覚えのある器が。
さけ、お酒・・・お酒が注がれてる。

「あーーーーーー!!!」

これや、ぜったいコレや!
徳利やったんや!!!
分かったとたん普段そこまで気にしていなかったくせに目の前がパーっと開けるような。
本来の使い方と注ぎ口の理由が分かったそれだけで嬉しくてうれしくて。
昔(戦中戦後くらい?)使ってた記憶があると団塊世代の父からの情報。

とあるきっかけで日本酒にハマりだした主人。
こりゃ教えなくてはいかん。



「これ、なにに使うかやっと分かったで。」(不敵な笑み)

「へー。なに?」


「徳利やったんやって!!!」



主人の取ったリアクションはご想像にお任せいたします。
まあ、日本酒呑むときは愛用しまくりですよ。


あたらしいことが“分かる”って楽しいです。

  


Posted by 嫁はん at 17:47Comments(0)日常あれこれ