
2012年02月04日
内部はこんなことに!ちょっと解体してみました。
先週のお休み。
ネーブル園にて手に入れた"スズメ蜂"の巣。
重くはありませんが割と大きなものでした。
中身がどんなことになっているのか知りたくなるのが人の性ではないでしょうか。
子供たちが飽きてきた頃合いを見計らいました。
「なあなあ、中がどんなんなってるか見たくない?」
「見たい!みたい!」
見るからには壊さないかんよ?
しっかり念押しして承諾を得ました。ヤッター!
カッターでは刃が短すぎました。
ノコギリでは刃が荒らすぎるので包丁で。
ん?
「なんか中心がめちゃくちゃ硬いんやけど〜。木がおるんかな。」
ネーブル付きだった巣は葉まで飲み込むように作られていました。
木ごと巣になっているの?
触り心地はいまにも崩れそうなのに?
バリバリと剥がしてみれば。
「蜂の巣が入っとる〜」
と子供たちの歓喜の声。
凶悪なイメージの強いスズメ蜂。
外見のマーブル模様と相まって、もっとオドロおどろしい巣が現れるのかと思っていましたが、やはり蜂なのですね。
中で死に絶えていた働き蜂。
すべて剥がしてみました。
まるで高層ビル。
4段になっていました。
ここまでくると建築物です。
たしかにこの作り方が一番多くの卵を育てられますね。
包丁の刃が断たないほど4段の巣を支える柱はしっかり作られていたようです。
外側の覆いは外敵や、雨風など直射日光などから守るためにあったんですね。
ミルフィーユのように何層にもなっていたので間に空気を保たせ中の温度や湿度を調節していたのでしょうか。
刺されるのは恐ろしいですが、素晴らしいものを見ることができました。