2012年03月15日
初めて屋根の上に登ってみました!
ここのところ雨が多かったのと、インフルエンザがもたらした色んな影響のお陰で、日の目をみることがないような毎日を過ごしていました。
やはり日光浴は少しでもしたほうが良いみたいです。

『オオイヌノフグリ』
田んぼのあぜ道にこの花を見かけるようになると、春がやってきたのを実感します。
寒めでもいいので、このまま晴れる日がつづくよう願うばかりです。
すがすがしい青空と猛々しい屋根です。

左官職人の主人はこの屋根の矢切部分のお仕事をしに来ました。
この三角の黒い部分に“家紋”を入れてほしいとのお願いです。
完成予想図。
絵はシロウトなので・・・ご了承くださいませ。
とにかくこんな装飾見たことありませんか。

矢切に白い家紋、雲や波のレリーフ、海鼠壁(なまこかべ)のような模様。
これらすべて左官職人の仕事です。
今回のお施主さまの矢切には一見格子のようで、よく見ると“ひょうたん”が連なっているデザインにしてみました。
昔から縁起物の象徴のひとつです。
除災招福、お守り、魔よけとして色いろな場面で用いられています。
またツルがのびて果実が鈴なりに成る様子から家運興隆、子孫繁栄のシンボルでもあります。
せっかくなのでbefore & after の写真を撮っておきたい。
カメラ片手に、どこへだって参ります。
「今日は屋根に登れるで~」
面白そう!とにかく作業を間近で撮れるなら登ってみましょう。

ひとまずハシゴは難なくクリア。
しかし、です。
この勾配!!

「ヒャーーーーーーー」としか言いようがありません。
油断したら転がり落ちて、その勢いで向こうの離れの屋根に飛び移れそうなくらいです。怖い。
登ったことを後悔しながら、よたよたと何とか登りつめました。
二階の矢切です。

この小さな釘の上に飾りをしっかり固定させます。
サビてるのに良いの?いえいえ、このサビによって抜けにくくなるんです。
サビが浮き出てこないように飾りの部分はしっかり厚みを付けて塗ります。
しかし近くで見れば見るほど、しっかりと瓦が一枚いちまい巧妙に重ねられています。
はじめの一枚目はどうやって、どこがどうなっているのでしょうか。不思議ですね。

続きまして一階の矢切。
「こっちは足場しとるから歩きやすいで~」
と言われ安心したのも束の間。

え、めっちゃ心細い足場やんか!

申しわけ程度に“蜘蛛の糸”がぶら下がっているようにしか見えませんが。
これもこんなもん、なんだそうです。
この針金みたいなの、いったいどこへ結んでいるんでしょうか。

よく見れば、こんなところに、こんな物がありました。
瓦の修復などなど屋根に足場を組むときなんかに使うそうです。
屋根の上は移動するのも本当に一苦労でした。

小さい子がジャングルジムに登ったものの身動きが取れなくなる、という気持ちがよく分かりました。
この日は、ひたすら疲れました。
また家紋の施工中もUPしてみたいですが、また屋根に登らんといかんのでしょうか・・・。
あ~がんばります。
やはり日光浴は少しでもしたほうが良いみたいです。
『オオイヌノフグリ』
田んぼのあぜ道にこの花を見かけるようになると、春がやってきたのを実感します。
寒めでもいいので、このまま晴れる日がつづくよう願うばかりです。
すがすがしい青空と猛々しい屋根です。
左官職人の主人はこの屋根の矢切部分のお仕事をしに来ました。
この三角の黒い部分に“家紋”を入れてほしいとのお願いです。
完成予想図。
絵はシロウトなので・・・ご了承くださいませ。
とにかくこんな装飾見たことありませんか。
矢切に白い家紋、雲や波のレリーフ、海鼠壁(なまこかべ)のような模様。
これらすべて左官職人の仕事です。
今回のお施主さまの矢切には一見格子のようで、よく見ると“ひょうたん”が連なっているデザインにしてみました。
昔から縁起物の象徴のひとつです。
除災招福、お守り、魔よけとして色いろな場面で用いられています。
またツルがのびて果実が鈴なりに成る様子から家運興隆、子孫繁栄のシンボルでもあります。
せっかくなのでbefore & after の写真を撮っておきたい。
カメラ片手に、どこへだって参ります。
「今日は屋根に登れるで~」
面白そう!とにかく作業を間近で撮れるなら登ってみましょう。
ひとまずハシゴは難なくクリア。
しかし、です。
この勾配!!
「ヒャーーーーーーー」としか言いようがありません。
油断したら転がり落ちて、その勢いで向こうの離れの屋根に飛び移れそうなくらいです。怖い。
登ったことを後悔しながら、よたよたと何とか登りつめました。
二階の矢切です。
この小さな釘の上に飾りをしっかり固定させます。
サビてるのに良いの?いえいえ、このサビによって抜けにくくなるんです。
サビが浮き出てこないように飾りの部分はしっかり厚みを付けて塗ります。
しかし近くで見れば見るほど、しっかりと瓦が一枚いちまい巧妙に重ねられています。
はじめの一枚目はどうやって、どこがどうなっているのでしょうか。不思議ですね。
続きまして一階の矢切。
「こっちは足場しとるから歩きやすいで~」
と言われ安心したのも束の間。
え、めっちゃ心細い足場やんか!
申しわけ程度に“蜘蛛の糸”がぶら下がっているようにしか見えませんが。
これもこんなもん、なんだそうです。
この針金みたいなの、いったいどこへ結んでいるんでしょうか。
よく見れば、こんなところに、こんな物がありました。
瓦の修復などなど屋根に足場を組むときなんかに使うそうです。
屋根の上は移動するのも本当に一苦労でした。
小さい子がジャングルジムに登ったものの身動きが取れなくなる、という気持ちがよく分かりました。
この日は、ひたすら疲れました。
また家紋の施工中もUPしてみたいですが、また屋根に登らんといかんのでしょうか・・・。
あ~がんばります。
Posted by 嫁はん at 17:44│Comments(2)
│なまこ壁【ひょうたん型】
この記事へのコメント
気をつけて(^^)
Posted by 藤田 at 2012年03月16日 05:10
>藤田さん
瓦職人さんの仕事の凄さを垣間見た気がしました。
すてきな眺めでしたが、気をつけなきゃホント危ないですね(ーー;)
瓦職人さんの仕事の凄さを垣間見た気がしました。
すてきな眺めでしたが、気をつけなきゃホント危ないですね(ーー;)
Posted by 嫁はん at 2012年03月18日 22:02
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